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 Toru Yamamoto Knives

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                  7.仮組み  temporary assembly 

              ■ 熱処理されたブレードとスプリングをフレームに組み込み微調整をします。


1.熱処理されたブレードとスプリング。
 
2.ピボット穴、ランアップ、バックスクエアと
  スプリングの下部を磨きます。
 
3.型板の製作時に使ったアルミの四角棒
  にフレームをセットします。

4.更にスプリングとブレードをセットします。
 
5.まだスプリングがやや長いので… 
 
6.スプリングの先端をやや削って、ちょうど
  いい長さにしました。

7.残りのもう一方のフレームもセットします。
 
8.フレーム、スプリング、ブレードの背はまだ
  そろっていません。
 
 
9.背が面一になるように削ります。 

10.背が面一になるように削りました。
 
11.ハーフストップポジションでもスプリングとフレームが面一に
   なるようタング部」を削って合わせます。 

12.クローズポジションでブレードがハンドル内に収まっていません。
 
13.タングの下部を削って調整していきます。
   削りすぎないよう注意して加工します。
   最終寸法のほんの少し手前でやめます。
   残りは最後の組み立て時に調整します。
 
 14.ブレードがハンドル内に収まり、スプリングとハンドルの背も
    そろいました。これで仮組みの調整は終わりです。

 ここでの作業は慎重に行わなければなりません。特に、削りすぎは禁物です。削っては合わせ、合わせては削る作業を繰り返します。

 さらに削った後を磨かなければなりませんから、その磨きシロを残し次の作業に移ります。



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