6.フレーム frame
■ ライナーとボルスターを切り出し、ロー付けをします。
使用する材料はSUS410ステンレスです。ライナーが0.75㎜、ボルスターは3.0㎜の厚さです。
1.型板に合わせ穴をあけ、外側のライン をケガキ、糸鋸で切り出します。 |
2.片側ができたら、それを瞬間接着剤で 貼ります。 |
3.穴をあけ、糸鋸で切り出します。 |
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4.貼り合わせたまま整形します。 |
5.最終寸法まで削ったら、カッターナイフを いれて剥がします。 |
6.ハンドル材の型板とライナーを合わせて ボルスターのゲージになります。 |
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7.ボルスター用にゲージを使って3㎜の 材料にケガキます。 |
8.ケガキ線より1㎜位大きく切り出します。 |
9.切り出した1組のライナーとボルスター。 |
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10.ライナーにハンドル材の型板をセットし ボルスターをバイスプライヤーで固定 します。 |
11.銀ローでロー付けします。 |
12. ロー付け後水洗いし、次に苛性ソーダの 水溶液に浸けて中和します。 |
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13.余計な銀ローを削り取ります。 |
14.片側のフレームの穴をあけます。 |
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15.2枚合わせて開けられる穴はできる だけ合わせてせて開けます。 |
16.はみ出ているボルスターをライナーに 合わせて削ります。 |
17.この後、仮組みに進みます。 |
■ フレームの材質
フレームとはハンドルの金属部分、ライナーとボルスターのことです。使われる材料としてはニッケルシルバー、真鍮、ステンレス、チタンなど があります。ここではステンレスとしては加工性が良いSUS410 を使用しています。 |